敏感肌 予防

敏感肌にならないために

敏感肌にならないためには、まず敏感肌と呼ばれる肌の状態を知ることが必要です。肌は本来、外部からの刺激に対するバリア機能を持っています。

 

しかし、敏感肌の方のお肌はこのバリア機能が弱まり乾燥した状態にあります。肌のバリア機能は、肌のいちばん外側にある角層という部分にあります。

 

角層の隙間を、セラミドなどの細胞間脂質がうめています。細胞間脂質が異物の侵入を防ぎ、肌の内部から水分が逃げることを防いでいるのです。

 

しかし、敏感肌の方のお肌にはこのセラミドが不足していて、異物が侵入しやすく、水分が逃げやすい状態になっています。これが、バリア機能が弱まり乾燥した状態です。

 

このために、外部からのちょっとした刺激からも、かさつき、ひりひりとした痛み、かゆみ、荒れ、ニキビや吹き出物、赤みなどの症状が引き起こされるのです。これが敏感肌と呼ばれる肌の状態です。では、この状態にならないためにはどうしたら良いでしょうか。

 

敏感肌になる要因をつきとめ、とりのぞいていくことが大切です。ただし、敏感肌になる要因は一つや二つではありません。まず、生活習慣や体質からなる内的要因と、外部からの刺激からなる外的要因の二つにわけられます。内的要因としては、生理、ストレス、食生活の乱れ、睡眠不足、過度の飲酒習慣、喫煙、便秘、血行不良などがあげられます。

 

また、外的要因もいくつかあげられます。まず、顔を洗う時に、皮脂を落とし過ぎる洗顔料を使うことです。皮脂を落とし過ぎることは、乾燥をひきおこし、肌のバリアを奪う事につながります。また、過度に洗顔を行うのも皮脂の落とし過ぎをまねきます。

 

また、間違った洗顔法で肌を強くこすりすぎることも肌のバリアを壊す事につながるでしょう。そして、肌にあっていない化粧品を使用することも大きな要因です。このように、生活習慣や肌への過度な刺激が敏感肌の原因になっています。

 

自分の体調や生活を見極め、敏感肌になる要因に心当たりがあったら、それを一つ一つとりのぞいていきましょう。食生活の乱れに心当たるなら、バランスのある食生活を心がけ、睡眠不足を自覚しているのなら、たっぷりと睡眠をとりましょう。

 

また、生理中に肌が荒れることを自覚した場合、十分な休息をとり、血行不良が原因なら、運動をしましょう。洗顔法、洗顔料、化粧品等も見直して、自分にあったものを見極めていきましょう。このような努力をしていくこと。それが敏感肌にならないために必要なことです。